Noz

OR出身, 小売系データ分析

現場に近いデータサイエンスしたい話

漁業体験@天洋丸 1ヶ月以上前のことですが、大学院の先生から紹介を受けて天洋丸さんの「一年漁師」に参加してきました。データサイエンスと経営の研究をする身として、実際の現場で何が必要とされているのかとても興味があり最高の機会でした。漁業体験を…

生産・サービスの効率性を測る包絡分析法(DEA):使い方を具体例で確認してみる

生産・サービスの効率性を測りたい 包絡分析法(DEA)を使うと、以下のような利点があります。 包絡分析法を使えば、生産活動やサービス提供の総合的な効率性を「効率値」という1つの指標で判断できる。 現状で、無駄になっている材料の量や、増やせそうな生…

生産・サービスの効率性を測る包絡分析法(DEA):利点と仕組みを具体例で考えてみる

効率性の分析で用いられる通常の手法 何らかの生産やサービスにおける効率性を比較するとき、材料の量や作業時間と、最終的な製品やサービスの量を比にした指標で検討することが多いと思います。例えば以下のような指標です。 業種 効率性の指標例 木造アパ…

残余利益とお友達になりたい

株式価値評価における3つのアプローチ 配当割引モデル 割引キャッシュフロー・モデル 残余利益モデル 残余利益がしっくりこないので、かなりざっくりですが手を動かして追ってみたいと思います。具体的には、企業の財務諸表を拾ってきて実際に計算してみる…

倒産確率推定の話②

アプローチ②:オプション・アプローチ 森平(2000)*1を主に参考にして勉強しました。将来資産が将来負債額を下回る「確率」を推定する、とざっくり捉えてます。これが、コールオプションの価格決定理論に基づいているため「オプション・アプローチ」と呼ば…

倒産確率推定の話①

倒産確率推定、まとめておきたい 学部3年、ファイナンス・リスクマネジメントのゼミで半年かけて倒産確率についてグループで発表しました。 最近になって、会計方面から改めて倒産リスクを勉強したこともあり全体的に振り返ってみたくなりました。 Altmanの…